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紀繍乃や きしのや

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疫病退散

2020.05.23

世界中で疫病の感染拡大の懸念が続いております。新型コロナウイルスにつきまして、罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。 また、感染拡大の防止にご尽力されている医療関係者をはじめとした多くの皆さまに心から感謝申し上げます。弊社におきましても感染拡大の早期収束を心よりお祈りいたします。
今回、一日も早い事態の収束を願い、疫病退散に御利益があるとされる、神や仏、聖獣などを掲載 ご紹介させて頂きます。

 

 

 

 

 

 

良源(りょうげん、延喜12年9月3日(912年10月15日) – 永観3年1月3日(985年1月26日))は、平安時代の天台宗の僧。諡号は慈恵大師(じえだいし)。一般には通称の元三大師(がんざんだいし)の名で知られる。

角大師(つのだいし)は、元三大師が鬼、夜叉の姿になって疫病神を追い払った時の姿と言われている。角が生え、目が丸く、口が耳まで裂け、あばら骨が浮いた恐ろしい姿であった。
この姿を描いたお札は、門口に貼る魔除、疫病退散のお札として知られ、鬼守りとも呼ばれている。

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鐘馗(しょうき) 伝承では、ある日、玄宗皇帝(唐の第9代皇帝)は病に伏して夢をみた。熱で苦しむ枕もとに「虚」、「耗」という小鬼が現れ、楊貴妃の香袋と笛を盗んで行こうとしていた。誰かいないのかと大声で叫ぶと、どこからともなく破帽子をかぶり角帯をつけ革靴をはいたひげ面の大男が現れ、あっという間に鬼を食べてしまったという。

小鬼より怖い形相でたつその者の正体を問うと、「私は終南山の鐘馗と申します。科挙の試験に失敗し、国に帰るのを恥じて自らの命を絶ちましたが、帝に手厚く葬られました恩で鬼を退治するために参りました。」 夢から覚めた皇帝の病は不思議にもすっかり治っていた。そこで、絵師に命じて夢でみたままの鐘馗の姿を描かせ、災厄を祓う守り神とした。

鐘馗はこうした伝承から人々の間で邪悪なものや疫病から家を守る魔除けの神として信じられるようになったと云う。

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牛頭天王(ごずてんのう)は日本における神仏習合の神。釈迦の生誕地に因む祇園精舎の守護神とされた。蘇民将来説話の武塔天神と同一視され薬師如来の垂迹であるとともにスサノオの本地ともされた。京都東山祇園や播磨国広峰山に鎮座して祇園信仰の神(祇園神)ともされ現在の八坂神社にあたる感神院祇園社から勧請されて全国の祇園社、天王社で祀られた。
また、牛頭天王は、平安京の祇園社の祭神であるところから祇園天神とも称され、平安時代から行疫神として崇め信じられてきたが、御霊信仰の影響から当初は御霊を鎮めるために祭り、やがて平安末期には疫病神を鎮め退散させるために花笠や山鉾を出して市中を練り歩いて鎮祭するようになった。これが京都の祇園祭の起源である。

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白澤または白沢(はくたく)は、中国に伝わる、人語を解し万物に精通するとされる聖獣である。 四本の白い足。人面で、白ひげを蓄えた老人のような相貌、額には第三の瞳がある。二本の角が生え、頭頂に宝珠を乗せている。また背には三つ目、二本の角がある。
『三才図会』によると、東望山に白澤と呼ぶ獣が住んでいた。白澤は人間の言葉を操り、治めるものが有徳であれば姿をみせたと言う。徳の高い為政者の治世に姿を現すのは麒麟(きりん)や鳳凰(ほうおう)に似ている。

黄帝が東海地方を巡行したおりに、恒山に登ったあとに訪れた海辺で出会ったと言われる。その時黄帝に1万1520種に及ぶ天下の妖異鬼神について語り世の疫病や害を除くため忠言したと伝えられる。

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神虫(しんちゅう)は、奈良国立博物館に所蔵されている絵巻「辟邪絵」に描かれている、鬼がもたらす災厄・疫病を退散させるとされる異形の聖獣、聖虫のこと。百千もの悪鬼を喰らい尽くすと云う。

甲虫のような胴体に8本の肢を持ち、大きな口で災厄をもたらす鬼のようなものをつかんでいる。
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犀(さい)は昔より水犀や通天犀と呼ばれ、建築や絵画・工芸品などに使われていた。この犀がいつの間にか変形して体形は鹿に、背中には亀の甲羅を背負い、一角を持つ、腹には蛇腹があり、脚は細く偶諦である姿に変わった。犀は我が国で生まれた霊獣である。また犀の角、犀角には、不思議な力が秘められているとされ、解毒や疫病よけ魔よけなどのまじないや飾りに用いられた。

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栴檀乾闥婆( せんだんけんだつば) とは、インドにおけるガンダルヴァのこと。漢訳:犍達婆、乾達婆、健達縛、尋香行、楽神など。天上の楽師である神々(または半神)の種族。インド神話におけるガンダルヴァとその役割はほぼ同じ。ふだんは地上に住んでいて、天上の天(デーヴァ。神々)の要請により上昇してそこで音楽を奏でる。その音楽はどれも非常に素晴らしく、そのため楽神とも呼ばれる。また、その姿はインド神話におけるような半人半獣ではなく、普通の人間の姿であった。『補陀落海会軌』では、乾闥婆の頭の上には八角の冠があり、色は赤肉色、身体は大牛王のようで、左手で笛を持ち、右手で宝剣を持ち、大威力相を有し、頭髪には焔鬘冠があるとされている。多くの経典で、乾闥婆は東の方角を守る神だとされ、またいくつかの経典において、乾闥婆は栴檀乾闥婆神王(せんだんけんだつばじんおう)として胎児や幼い子供を疫病や毒から守る神だとされている。

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迦楼羅天(かるらてん)は、インド神話のガルダを前身とする、仏教の守護神。八部衆、後には二十八部衆の一員となった。「かるら」はパーリ語に由来。迦楼羅王とも呼ばれる。食吐悲苦鳥(じきとひくちょう)と漢訳される。
仏教において、毒蛇は雨風を起こす悪龍とされ、煩悩の象徴といわれる為、龍(毒蛇)を常食としている迦楼羅天は、毒蛇から人を守り、龍蛇を喰らうように衆生の煩悩(三毒)を喰らう霊鳥として信仰されている。密教では、迦楼羅を本尊とした修法で降魔、病除、延命、防蛇毒、疫病退散に効果 利益(りやく)があるとされる。

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深沙大将(じんじゃだいしょう)は、仏教の守護神。大般若経を守護する十六善神の一つであり、観音菩薩または多聞天の化身であるとされる。深沙神、深沙大王、奉教鬼とも呼ばれる。
砂漠で危難を救うことを本誓とする鬼神で、病気を癒し、魔事を遠ざけるという。玄奘三蔵がインドへ旅した際、砂漠で玄奘を守護したと伝えられ、西遊記の沙悟浄の元になったといわれている。
姿は二臂(ひ)で忿怒相をし、腰布だけを身に着けた力士形の裸形で、腹部には童の顔を現す。また象頭を持つ膝丈の袴を穿き、首に髑髏の瓔珞をつける。左手に青蛇を持つとされる。

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