2017.05.10
2017年4月28日~5月7日まで国内最大規模の食の祭典「食博覧会・大阪」が大阪市住之江区のインテックス大阪で開催されました。今年のテーマは「日本の祭り・日本の味くらべ」。和食文化の魅力を日本文化が息づく祭りと連動されて紹介されました。4月29日には、和歌山県紀の川市の粉河祭が紹介され、中町地区のだんじりの運行が披露されました。
『粉河祭』~毎年7月に行われる粉河祭は、勇壮な楽車(だんじり)や古式ゆかしい武者姿・獅子舞の行列などの渡御式があり、県の無形文化財に指定されています。
祭りは粉河産土神社の祭礼で文禄2年(1593年)起源と伝えられています。神社は宝亀年間(8世紀)に粉河寺が創建されるとき、各村の氏神を勧請したもので、地元の厚い信仰を集めてきました。そのため地元の祭礼としては、さらに古い時代から行われていたと考えられています。
粉河祭 中町地区だんじり
上から順に 傘幕「富士越龍乃図」、行燈幕「鷲九尾狐牡丹乃図」、緞帳「前九年の役乃図」。飾り幕一式は当店で改修させていただいたものです。
沢山の観衆の中、最後は粉河祭恒例の餅投げで、締めくくられました。