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材料について
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金・銀糸
絹糸
羅紗
ガラス目玉
錺金具

金・銀糸

刺繍に使われている金糸は主に最高級の純金糸(純度97.66%)から 本金糸山吹(純度94.43%)本金糸つや(純度90.09%)など、金沢箔を用いて、京都の職人による伝統的な製法で作られたものを使用しております。手作業による部分が非常に多く高価な材料です。
しかしそれゆえに、純金糸が放つ光沢は非常に美しいものとなります。他にもプラチナ箔を用いたプラチナ銀糸、またソフト金銀糸も使用いたします。

絹糸

刺繍に使われる色糸は国産の絹平糸を仕入れ京都の染め職人が精練、染色したものを使用。また古刺繍修復の際は古い絹糸をもとに別染したものを使用しております。糸撚り機で「そろばん撚り」「杉撚り」「金一撚り」など多種多様の撚糸を当店で撚りあげ使用しております。

羅紗

飾り幕の下地などに使用するウールを起毛させた厚地の毛織物を「羅紗(ラシャ)」と言います。当店で使用している羅紗は厚み1.0m/m~2.5m/mで用途に応じて使い分けをしています。
色は猩々緋(わずかに黒味を帯びた鮮やかな赤色)、朱色、白色、黒色、緑色が基本色です。またご指定の色に染色もできます。

ガラス目玉

吹きガラス職人による一つ一つ手作りのガラス目玉を使用しています。龍や虎など生き物ごとに大小いろいろな大きさのガラス目玉を制作。ガラスの内側に墨で黒目を描き、赤い絹糸で血走りを表現するなど活き活きした迫力ある眼光で刺繍を引き立てます。

錺金具

獣の爪や牙、龍剣など、錺金具で表現します。
金具師が一つ一つ手打ちしたものを使用しております。
※昼提灯などの錺金具の修理やメッキ加工のみも承っております。お気軽にご相談ください。

龍剣(メッキ加工前)

逆蓮頭疑宝珠(メッキ加工前)

昼提灯ワン錺金具

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